設立趣意書

前橋青年会議所 設立趣意書

新日本の再建は我々青年の仕事である。

 更めて述べる迄もなく今日の日本の実情は極めて苦難に充ちている。この苦難を打開して行くため採るべき道は先ず国内経済の充実であり、国際経済との密接なる提携である。その任務の大半を担っている我々青年はあらゆる機会を捉えて互に団結し自らの修業に務めなければならぬと信ずる。

 既に欧米各地においては青年会議所が設立せられ、1946年にはこれ等の世界的連絡機関として国際青年会議所さえ設立されている。

 我々はこれ等の国際機関との連携はもとより、青年のもつ熱と力とを以って産業経済の実務を究め、常に認識を新たにして、その責務の達成を期したい。

 ここに県下経済の中心地前橋に在る我々青年はその使命の極めて重大なるを思い、同志相寄り前橋青年会議所の設立を企図した次第である。

昭和25年3月

社団法人前橋青年会議所 設立趣意書

 前橋青年会議所は昭和25年4月9日に、当時の混乱せる世相を背景に私達青年の情熱を激しく燃やし、暗中に一条の光明を青年会議所運動に見出し、これを指針に志を同じくする青年たちが参集して国土の復興、再建は私達青年の手による以外はないとの固い信念の基に、初代小林健吉理事長を中心に全国で第三番目の青年会議所として誕生し、後、社団法人日本青年会議所によって認承されました。

 私達前橋青年会議所は、設立以来18年余の間よりよき社会の建設を目標に、互の友情を通して励ましあい、指導者開発を基調とした人格の修練につとめ、地域に於ける社会、政治、経済の諸問題を調査研究し正しい世論を喚起し、社会開発の進展に懸命の努力を重ねて参りました結果、前橋に於ける地域社会の信頼は日々に強く、それは高く評価されるものがあります。

 前橋青年会議所は現在会員も100名近くを数え大きな組織体となって参りましたが、更にその社会的性格を確立し、その責任の所在も明確化せねばならぬ必要に迫られてまいりました。

 この時にあたり公益法人の性格を明確にし、会員各自の自覚をより高め、創立当初よりの歴代理事長、諸先輩の偉業を受けつぎ、明るい豊かな社会の実現を目指しつつ今後の私達の社会活動に自信と誇りをもって一路邁進せんがため、茲に社団法人前橋青年会議所を設立せんことを全員一致で決議いたします。

昭和42年10月

公益社団法人前橋青年会議所 設立趣意書

 「新日本の再建は我々青年の仕事である。」

 前橋青年会議所は戦後復興の荒廃した時代から60余年に亘り、地域社会の健全なる発展を目指してきた。

 現在我が国は、急激な経済成長後の長引く低迷と度重なる自然災害、さらには国家間の情勢不安や少子高齢化社会の到来による社会構造の変化など直面する課題は極めて深刻な事態にある。

 混迷した時代にある今、青年会議所運動の存続と変革は極めて重大であると確信する。我々は本質を変えることなく運動を継続し、事業の公益性を確立した公益社団法人へ移行することにより、真に地域と共存する組織へと変革を図らねばならない。

 故郷前橋の期待と負託に応えるべく、社会の健全な発展に寄与する人材を育成し、その恒久的運動に邁進するために、ここに公益社団法人前橋青年会議所の設立を全会一致で決議するものである。

平成24年12月